帯津良一氏〈医学博士・帯津三敬病院名誉院長・日本ホリスティック医学協会会長・日本ホメオパシー医学会理事長〉
養生とは生命を正しく養うこと。生命とは人間あるいは生物固有のものではなく、いかなる「場」にも存在するエネルギーのことです。つまり場があればそこに生命が存在するのです。そしてその生命エネルギーがなんらかの原因で低下したとき、それを回復すべく、その場に本来的に備わった力を自然治癒力といい、生命と自然治癒力をあわせたものが生命力です。
一方、食養生とは生命力あふるる風土のなかで、すくすくと育った作物を大いなる喜びを抱いて食べることによって内なる生命力を高めることをいいます。つまり気の養生も心の養生も必然的に伴ったものなのです。あく
までも澄みわたった信州飯綱高原で、青雲の志に燃えた青少年たちによって丹精こめて栽培された、この養生野菜こそ食養生の粋です。あなたもきっと大満足していただけると思いますよ。
高月紘氏〈工学博士・京都大学名誉教授・元京都大学環境保全センター長〉
私の教え子の一人が「いのちの大学」の設立に努力されていると知り、一言励ましの言葉をかけたいと思います。彼とは環境教育の分野で、ワークショップ等で一緒に活動した仲ですが、学生時代から自分自身の生き方について、色々と実践を通じて模索する今どき珍しい青年と関心をもっておりましたが、大学卒業後、「長野で農園中心とした生活をする」と聞き、彼らしい選択だと感心したものでした。その彼が「いのちの大学」でとりわけ「ナチュラルファーム」で自然農の野菜をつくるという点で大いに期待したいと思います。
今、私たちはグローバル化の下で利便さ(スピード)と安さのみが価値があるかのようなライフスタイルを強いられています。その結果、食の安全や心の安らぎを失いつつあります。そんな中で、農を中心としたスローライフを取りもどす研修の場としてのナチュラルファームは持続可能な社会への一つのモデル事業として大いに価値があると思います。人間、やはり、自然と共生し、自然のリズムで生活することが一番だと思います。
巽信夫氏〈医学博士・前信州大学医学部精神医学教室助教授・信州大学病院メンタルヘルス外来専任医〉
「“心身”再生の母壌となる、ナチュラルファーム活動」
水輪とのご縁をいただいて、いつのまにか5年を超える月日が流れました。この間、“今、ここ”での生活体験を主とする青少年自律支援活動の実際に触れ、その大切な理由が、より浮き彫りになってきました。
時として、青年の方々が、集団の持つ自己成長力に目を見張る場面も少なくありません。
昨今の産業メンタルヘルス活動にあっても、人工的な大都会での癒しには、限界があり、手付かずの大自然とのふれあいを通し、心身のエネルギー充電により再び蘇ってくるという新たな潮流が、きざしているようです。
この現象は、改めて人間がモノ的存在ではなく、何よりも心身以前の“いのち”としての存在であることを逆に示していると共に、自然(じねん)力による癒しの時代の到来を伝えてもいるともいえましょう。
現代社会に通ずる“いのちの不在”的な傾向が、次世代を荷う青少年にも、様々な影をおとしていることは、周知の通りです。
飯綱高原の磁場エネルギーに恵まれた自然農園で、種植えから収穫に至るまで、ひたむきに取り組む農作業と、旬の取りたて野菜を日々の糧とする共同生活体験は、まさに心身の成長を支える母壌ともなっているようです。
野菜をあまり食べなかった私も、改めて無化学肥料無農薬野菜の奥深さに目が開かれました。
最後に、水輪発の野菜に共通する鮮度のみずみずしさは、それぞれの作物に備わる本来のクオリティー高い野菜は、他に類を見ない作品といっても過言ではないと思います。
野菜をあまり食べなかった私自身、あらためて無農薬無化学肥料野菜に宿る、精妙なエネルギーの奥深さに、目が開かれました。
宮崎ますみ氏〈女優・エッセイスト・ヒプノセラピスト〉
「わーいわーい♪水輪から天使が届いた~」
水輪ナチュラルファームからお野菜が届くと、私はまるで子供のようにはしゃぎます。
パッケージを開ける時のワクワクドキドキ感といったら、他では味わえません。
だって箱を開けた瞬間、命が飛び出してくるんですから!
私は植物とお話をするのが大好き。植物の顔を見れば、その子が生きていることを喜んでいるのかどうかすぐに分かります。水輪の子たちはまるで天使のように、無邪気に力強く、微笑み返してくれます。
「来たよ~!」
って、その命を輝かせながら、私たち家族に捧げてくださっているように感じます。
ですからいつも、ありがたく、ありがたく、いただきます。
お野菜として生まれた命を比較することは好きではありませんが、残念ながら大きなスーパーマーケットに並ぶお野菜くんたちからは、芯の光を感じられません。人の都合の良いように管理されたその環境の中で、きっと本来の命の輝きを失ってしまったのでしょう。
水輪ナチュラルファームの皆さんが手塩にかけて作られたお野菜くんたちをいただくと、都会の雑踏の中で暮らしているとついつい忘れがちな“本来の命の循環”の中へと引き戻されるような気がいたします。地球に優しく、人に優しく、共に生きる喜びをかみしめながら、あるがままの命を輝かせ、無限なる愛と知恵と創造に向けて、さらに進化成長していけるような気がいたします。
これからもナチュラルファームのお野菜くんたちに“生きる力”をいただきながら、私もこの命を輝かせ、お役目を果たして生きていきたいと思っております。
いつもありがとう。
湯川れい子氏〈音楽評論・作詩〉
水輪のナチュラルファーム自然農園から送られて来た野菜がドッ!と届くと、顔が自然にほころびます。
私は水輪の野菜が、その他の農園や宅配システムで取り寄せる物と、どう違うかは解りません。でも水輪に泊まったことのある人なら、農薬・化学肥料を一切用いず自然農法で育てられた、無農薬栽培の野菜をたっぷりと使った食事のおいしさを、この上ない贅沢として体験しておいでのはずです。
あの野菜を、定期的に自宅で食べられたら、最高でしょう?戸隠連峰から運ばれてくるミネラル豊富な水に育てられた野菜からは、思いやりの心と、太陽の匂いがします。
空気の悪い大都会の中で、忙しい日常を送っている私の望みは、有名なシェフが居るフレンチやイタリアンのレストランで食事をすることではありません。
仕事で頂く食事は、嫌でも輸入食材を使った、カロリーの多いものになってしまいがちだからです。
せめて自宅で食事が出来る日は、昼でも夜でも、酵素玄米に、安心して頂ける水輪の野菜を使ったメニューが、何よりの贅沢であり、健康の元になっています。四季折々のヴァラエティに富んだ野菜は、本当においしいですよ!