自然農 自然とは「自(おの)ず から 然(しか)らむ」という意味をもっています。人間が特に手を加えなくても自ずからそうなっていく営み、それが自然です。 自然農とは、その人間が何もしなくてもそうなっていく営みを無視したり無理やり変えたりするのではなく、その営みに沿い、最大限生かし、恵みをありがたく頂いていく農のあり方を示している言葉だと思います。 「耕さず、農薬や肥料を使わず、草や虫を敵とせず」別の言葉では、「大地を傷つけず、作物のいのちの力を信じ、草や虫と共に」といった言葉がその実際の方法を表していると思います。 水輪ナチュラルファームではその自然農でお野菜やお豆などを栽培し皆様にお野菜をお届けしております。 お野菜やお豆を「物」ではなく「いのち」としてとらえて、規格的な大量栽培は出来ず手間が大変かかりますが、その分、エネルギーが高く、栄養いっぱいので香気にあふれた,安全で安心で美味しいお野菜やお豆が育つのです。 自然農関連の書籍ご紹介 1.「妙なる畑に立ちて」 川口由一著 野草社 30年自然農を実践している川口さんの書。自然農の心を説き、人間の本来の生き方を伝えています。 2.「自然農への道」 川口由一編 創森社 全国の自然農実践者の方たちの、自然農との出会いから現在までのエピソードや具体的な栽培方法が書かれています。 3.写真集「自然農に生きる人たち」写真・文 新井由己 自然食通信社 その名の通り写真をふんだんに使い、全国の実践者の方を紹介している本です。自然農の畑やそこで生きている人々の表情が美しいです。 4.「自然農・栽培の手引き」 川口由一監修 鏡山悦子著 南方新社 自然農の具体的な栽培の方法がわかりやすく書かれています。稲作から始まり、葉物、果菜類、根菜類など一般的なお野菜の育て方がわかる実用的な本です。 5.「自然農から 農を超えて」 川口由一著 カタツムリ社 川口さんが自然農を始められるきっかけや自然農を始められた頃の試行錯誤から始まり、自然農を行うことから見えてくる人としての生き方にまで触れられている、自然農の心の入門書です。 6.「自然農法 わら一本の革命」 福岡正信著 春秋社 田を耕さず、肥料をやらず、農薬などまったく使わず、草もとらず……それでいて豊かな収穫をもたらす、驚異の〈自然農法〉――その思想と実践を易しく説いたロングセラー。“現代の老子”が語る無の哲学と実践。 7.「自然栽培ひとすじに」 木村秋則著 創森社 いっさいの農薬・肥料を用いず、自然の生態系をもとにした自然栽培。りんごをはじめとする食味良好の食べ物を生産するだけでなく、生物多様の果樹園や田畑を蘇らせることができる。自然栽培確立までの歩みと技術のポイントをわかりやすく解説。 8.「ほんとの野菜は緑が薄い」 河名秀郎著 日本経済新聞出版社 有機マークが付いていれば農薬の心配はないのか、「無添加」表示があれば安全なのか。数ある情報の中からほんものを見分けるには?農薬も肥料も使わない「自然栽培野菜」の普及に携わり続けた著者が語る、食を取り巻く衝撃の事実。そして、自然の野菜に学ぶ真のナチュラルライフ、心地のいい暮らし方とは。