巽信夫氏よりファームのお野菜の推薦文をいただきました。
「クオリティー高い野菜は、他に類をみない作品。
精妙なエネルギーの奥深さに目を開かれた。」
水輪とのご縁をいただいて、いつのまにか5年を超える月日が流れました。この間、“今、ここ”での生活体験を主とする青少年自律支援活動の実際に触れ、その大切な理由が、より浮き彫りになってきました。 時として、青年の方々が、集団の持つ自己成長力に目を見張る場面も少なくありません。
昨今の産業メンタルヘルス活動にあっても、人工的な大都会での癒しには、限界があり、手付かずの大自然とのふれあいを通し、心身のエネルギー充電により再び蘇ってくるという新たな潮流が、きざしているようです。 この現象は、改めて人間がモノ的存在ではなく、何よりも心身以前の“いのち”としての存在であることを逆に示していると共に、自然(じねん)力による癒しの時代の到来を伝えてもいるともいえましょう。
現代社会に通ずる“いのちの不在”的な傾向が、次世代を荷う青少年にも、様々な影をおとしていることは、周知の通りです。 飯綱高原の磁場エネルギーに恵まれた自然農園で、種植えから収穫に至るまで、ひたむきに取り組む農作業と、旬の取りたて野菜を日々の糧とする共同生活体験は、まさに心身の成長を支える母壌ともなっているようです。
野菜をあまり食べなかった私も、改めて無化学肥料無農薬野菜の奥深さに目が開かれました。
最後に、水輪発の野菜に共通する鮮度のみずみずしさは、それぞれの作物に備わる本来のクオリティー高い野菜は、他に類を見ない作品といっても過言ではないと思います。
野菜をあまり食べなかった私自身、あらためて無農薬無化学肥料野菜に宿る、精妙なエネルギーの奥深さに、目が開かれました。
医学博士 前信州大学医学部精神医学教室助教授
信州大学病院メンタルヘルス外来専任医
巽信夫
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